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①コストが安い
学費について
イギリスには、約100校もの大学があり、すべて公立大学です。学費は、アメリカと比べて安いです。
名門校になればなるほど、学費が上がっていくので、名門校に進学したいのであれば、イギリスの方がおすすめです。
アメリカの学費の平均:年間約300万円 →4年制
イギリスの学費の平均:年間約200万円 →3年制
大学の制度について
イギリスの大学の制度は、日本と比べて通う年数が比較的短いです。
大学は、3年制を導入しており、いきなり専門科目を受けなければならないです。その為、日本の高卒の資格を有する場合は、「ファウンデーションコース」というコースで学ぶ必要性があります。
又、大学院は、修士課程で1年制を導入しています。他の国の大学と違って、1年短く学ぶことができるので、学費や生活費を抑えて学ぶことができます。
大学院留学に関しては、費用を抑えたい人に魅力的と言えるでしょう。
生活費について
生活費に関しては、UKVI(UK Visa and Immigration)がホームページに掲載しています。
ロンドン:月に£1,334→¥266,800(£1=¥200)
ロンドン以外:月に£1,023→¥204,600(£1=¥200)
こちらは、家賃と生活費を含めたコストになります。大学院に進学する場合は、1年分の生活費さえ用意すればいいので、比較的にハードルが下がると思います。
こちらは、ビザの要件にも関係ありますので、詳細は、下記のリンクをご確認ください。
②高い教育水準
世界ランキング
QS世界ランキング 2025の上位10校には、イギリスの大学が多く掲載されています。
2位 Imperial College London
3位 University of Oxford
5位 University of Cambridge
9位 UCL
カレッジ制度
カレッジ制度とは、イギリスのいくつかの大学に見られる、イギリス独特の制度です。多くの学生が大学に複数あるカレッジ(学生寮)に所属し、大学の授業とは別に、個別や少人数で学習指導が行われます。
例えば、私の場合、ランカスター大学の大学院に進学するので、マネージメントスクールに所属しながら、大学院の学生だけが住むカレッジに所属することになります。他の大学院生と生活を共にすることで、友達ができる機会や、先生との距離が近いのは、何より利点ではないでしょうか。
③出願がしやすい
大学の成績
大学院に出願する際、日本の大学の成績表が求められますが、イギリスの評価方式とは若干違います。下記の表をご覧ください。
学部卒の場合、以下のように日本の大学のGPAが換算されます。ですから、もし日本の大学のGPAが低かったとしても、高めの評価を頂けて、合格に繋がりやすいです。
ですが、エージェントの話では、GPAが3.0以上ないと、世界ランキングの100位以内の上位校は難しいとのことでした。
First class (1 st) | 70%-100% |
Upper-second Class (2:1) | 69-60% |
Lower-second Class(2:2) | 59-50% |
Third Class(3 rd) | 40-49% |
出願に必要な書類
出願は、ネットの出願ポータルで、出願します。出願に必要な書類は、以下の通りです。
- 英文の卒業証明書
- 英文の成績表
- Personal Statement
- 英文の履歴書
- 英文の推薦状(学校によって何通要るか違います)
- IELTS Academicの結果(UKVIが必要かどうかは学校に確認してください)
このように、受けなければならないテストは、IELTS Academicのみです。面接や他のテストは必要ありません。比較的準備もしやすいかと思います。
また、ローリング審査と言って、出願した順に合格が決まっていきます。要するに早い者勝ちです。私の場合は、出願してたったの2日で合格が出ました。
出願は、1年前の9月や10月から始まっていくので、早く出願したほうが、合格枠も多くて合格しやすいです。
④まとめ
イギリスの大学は、他の国と比べて、比較的短い期間で専門性が身につき、学費と生活費が抑えられます。高い教育水準で、ひとりひとりに目が行き届いた教育が受けられます。又、日本人にとっては、大学の成績を高く評価してもらえ、合格のチャンスがあります。
私も具体的に調べるまでは、イギリスの大学に留学するの難しそうと思っていましたが、調べてみると、意外とそんな大変じゃなかったです。興味ある方は、いきたい大学のホームページを読んで、何が必要なのか、情報収集してみて下さい。